卒業時期が近づいてからなされる進学先・就職先の振り分けともいえる指導、あるいは、その実施時期にかかわらず、卒業後の進学先・就職先の決定のみを目的とした指導を意味する言葉です。多くの高校生が大学進学という人生の岐路に立ったときに受ける進路指導は、この出口指導であるのが現状ですが、これはいいことなのでしょうか?
大学進学は、その後の人生設計において重要な意味を持ちます。一般に大学進学は可能性を広げるものですが、逆に可能性を狭める場合もあります。たとえば、医者になりたい高校生に対し、現状では厳しいので合格の可能性が高い情報工学系を勧めたとしましょう。結果として合格を勝ち取る可能性は上がりますが、そのために医者の道を断念することになります。進路指導が出口指導ではいけない理由はそこにあります。
相談を通じて、生徒みずから、将来の進路の選択・計画をし、大学進学からその後の生活によりよく適応し、進歩する能力を伸長するための最高のアドバイスをしたい、だからこそ「大学選択は実力で測る」ということは決してしません。将来何を目指すべきかを常に問い続け、その答えが出せるような進路情報と指導のメニューを提供する、これが本当の意味での進路指導であると思います。
実際には下記内容を行っております。
各学年とも年3回以上の三者面談を実施し、保護者を交えて今後の指導方針の確認や学習のアドバイス、現在の課題の明確化など、長・短期の学習計画のすり合わせを行うことで、塾生の求める将来に向かって着実に邁進できるように指導しています。
(高1・2生は年3回、高3生は2回)
代々木ゼミナールの全国模試を実施し、大学進学に向けての学力チェックも常に行っております。その結果と将来の展望によっては受講科目の変更等も含めて指導する場合もあります。
進路指導は各塾生によって異なるものです。それゆえに塾生一人一人をよく知り、理解した上でなければならないと考えています。
進路指導担当者や各講師は常日頃から塾生との会話を大切にしています。このコミュニケーションがあるから、塾生は授業のない日であっても自習に訪れ、第二の我が家として東海ゼミを扱うようになり、結果として学習時間が伸び、成績も向上していきます。そのため、嬉しいことに東海ゼミの多くの卒業生は長期休暇になると塾に来て現状を報告してくれています。
進路指導を担当するメンバーは、各科目担当講師と綿密な情報交換をし、常に最良の進路アドバイスができるように毎週ミーティングを行っております。ミーティングでは生徒一人一人について学習面のみならず生活面も含めた現状の問題点の抽出や今後の対策を話し合い、それを実行するための準備を行っています。これが本当の意味での進路指導を可能にしています。
近い将来(大学進学)のみを考えるのではなく、「塾生の将来を想い、将来を現実的なものとして捉え、それに向けて共に努力する」東海ゼミの進路指導は、この考えを原点としています。
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